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どんな病気か
| 膣が真菌類に感染し、膣炎をおこしてしまいます。妊婦、糖尿病、ステロイド服用者、エイズなどで免疫力が落ちている人が発症しやすくなっています。 |
症状
| 外陰部のかゆみと白くてヨーグルト状のおりものの増加がみられます。おりものが下着につき、外陰部から肛門周辺まで強いかゆみをおこし、皮膚が赤くなったり熱く感じる事があります。 |
原因
| エストロゲン分泌亢進により膣内ｐｈ値が低下したり、糖尿病や妊娠などにより免疫が低下する事により、膣に常在しているカンジダという真菌が異常増加することで発症します。 |
検査と診断
| 視診と所見の他、膣内の分泌物を採取して顕微鏡で検査したり、培養して診断が確定します。また、子宮がん検診の細胞診で見つかることがあります。 |
治療
| 抗真菌薬を膣に挿入するのが一般的です。外陰の炎症には、クロトリマゾール、イソコナゾール、ミコナゾールなど抗真菌薬の入った軟膏を塗布します。難治性の場合や炎症を繰り返す場合は、抗真菌薬の内服を行いますが、妊婦や糖尿病など使用に注意が必要な事もあります。 |
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