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どんな病気か
| 精巣がきちんと機能しないため、男性ホルモンの分泌が低下し、二次性徴がおこらなくなってしまいます。 |
症状
| 性器系の発達不全、体毛、ひげ、筋肉、骨格、声帯など男性としての二次性徴がおきません。 |
原因
| 生まれつきの障害や外傷、結核などの感染症、腫瘍などが原因で精巣自体が障害をおこしたり、先天的な性染色体異常（クライフェルター症候群など）が原因です。 |
検査と診断
| 血中テストステロンの値を調べます。ホルモン検査や染色体検査により病気が確定できます。また、頭部ＭＲＩ検査や下垂体ホルモン検査を行うこともあります。 |
治療
数週間に一度の筋肉注射により男性ホルモンを補充する補充療法が行われます。骨格や筋肉は発達しますが、精巣そのものは縮小してしまい、子供を作るのは難しくなります。
一方、下垂体に障害がある場合は、ゴナドトロピン注射療法が行われ、これによって精巣は発達します。しかし、これらのホルモン療法は半永久的に続けなければなりません。 |
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