これがSTDだ!性病だ!  〜性病でお悩みのあたたへ〜

エイズ(AIDS)

病原体
HIV(Human immunodeficiency virus)

感染源
患者、無症候性キャリアの血液、精液、膣分泌液に多く含まれる。また、母乳中にも含まれる。

潜伏期間
感染からエイズ発病までは6ヶ月〜10年といわれる。

感染経路
大部分が性的接触(直接接触感染)による連鎖伝播をする。それ以外では、輸血や静脈注射などに際し血液を介して伝播する。垂直感染としては、母体から胎盤を介しての感染、出産時の感染、授乳による感染もあります。

症状と経過
エイズとは、病原体であるエイズウイルス(HIV)が人間の免疫を作るもとである白血球に入り込み、Tリンパ球(ヘルパーT細胞)をゆっくり破壊しながら増殖します。その結果、免疫機能が低下し、ふつうではかかりにくいさまざまな病的症状が発現してくる病気です。

感染者の約半数が10年以内に発病し、その後、発症者の多くは5年以内で亡くなっています。


第1期:無症候性キャリア期(潜伏期)
感染してHIVを保有して他に感染させる危険はあるが、ほとんど無症状に経過する。ただ一部には、急性感染症状として感染後2〜4周目に発熱やリンパ節腫脹、咽頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹などを示すものがある。しかし、これも1〜2週間で自然に治るため、自覚されないことが多く、数年から10年続く。

第2期:エイズ関連症候群期
発熱、リンパ節腫脹、全身倦怠、下痢などが3ヵ月以上も続く。体重も通常の10%以上の減少を示し、ヘルパーTリンパ球の減少が起こる。

第3期:AIDS期(発病期)
感染後10年くらいして起こる。ヘルパーTリンパ球が著明に減少ないし消失する。免疫不全の徴候として、発熱、リンパ節腫脹、全身倦怠、下痢の他、カリニ肺炎やカポジ肉腫、口腔内カンジダ症などの日和見感染を起こす。発病した場合、5年で90%が死亡するといわれている。

終末期には75%のものが脳の変性を起こし、痴呆などに陥る。

診断・検査
血液検査によってHIV抗体を検査します。検査手法には、HIV抗体スクリーニング検査法(PA法:ゼラチン粒子凝集反応、EIA法:酵素免疫測定法)、ウイルス核酸増幅検査(NAT検査)があります。

感染予防
現在、エイズに対する予防ワクチンはありません。

予防法としては、コンドームが有効であり、エイズ患者または無症候性キャリアの人との性的接触を避けることが第一に必要です。

注射針の複数使用(麻薬の回し打ち)、入れ墨、歯ブラシやカミソリなどの共用は避ける。性行為以外の握手や接触では感染しない。蚊やペットを介しての感染もない。エイズウイルスは熱に弱いため、銭湯の湯から感染することはない。

対処法
治療としては、HIVの増殖を抑える薬や免疫力を高める薬を使い、それぞれの病気に対する治療と栄養補給をしますが、どれもまだ完全な治療ではないのが現状です。決定的な治療法がない現在、予防こそがエイズ攻略の最良の手段といえます。

最近の発生状況
我が国においてもHIV感染者・エイズ患者が年々増加し、主な感染経路が異性間及び同性間の性的接触であること、また、感染者は20歳〜30歳代の若い世代に圧倒的に多いことが特徴となっています。


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