単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、性器ヘルペスはどちらの型によっても起こります。従来は2型によるものがほとんどでしたが、近年は1型が半数近くまで増えています。
このウイルスは宿主に持続・潜伏感染を起こすのが特徴で、神経節に長く潜伏し、性交がなくても潜伏しているウイルスにより、再発を繰り返すことがあます。とくに体力の低下した時などに多い。
急性型
初感染した場合に多く、感染後(おもにセックス)2〜10日間くらい潜伏した後、外陰部や膣内に熱感が出てきます。その後、3〜4日して米粒大の水泡ができ、それが破れて潰瘍状になると外陰部の激しい痛みが起こります。そのため排尿困難や歩行困難になることもあります。
再発型
急性型に比べて症状が軽く、水泡の数もさほど多くはありません。月経、セックス、疲労、ストレスなどがきっかけで再発することが多く、頻度は人によってさまざまです。再発し、症状に悩まされるたびに、セックスで感染したことなどを思い出し、ヘルペスノイローゼに陥る人もいます。
男性の場合
外陰部(陰茎、陰嚢)に水泡が生じますが、一般に女性に比べて軽く、感染しても8割くらいのものは症状が現れません。症状が出る場合には、38℃以上の発熱や鼠径部のリンパ節の腫脹なども起こします。
女性の場合
性器の外陰部や膣口の周りに水泡が現れます。かゆく、破れて潰瘍になりやすく、激しい痛みを引き起こすことで気付きます。症状が悪化すると排尿痛が起こったり、歩行困難になることがあります。再発することはありますが、一般に再発時の症状は軽微です。
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